東日本大震災から5年が過ぎた昨年春ころから、オンラインニュースでの震災や福島第1原発事故の関連記事の閲覧数が減ってきていた。日本最大級のヤフーニュースの主要ニュースに取り上げられても、数字が伸びない時期が続いた。
 ニュースサイトは全国の人に読まれている。震災の記憶や教訓を風化させないために積極的に発信を続けているが、その思いがもう伝わらないのかと心配になった。
 昨年夏ごろからスマートフォンからの閲覧者がPCユーザーを上回るようになった。そのせいか、突然ツイッターからの流入が増えることがある。さくら野百貨店仙台店の自己破産や、元名大生のタリウム混入事件の記事がそうだった。
 さて、今年3月11日の閲覧数だが、昨年を大きく上回った。スマホ閲覧者が増えた影響と思われるが、被災地への関心がまだまだ高いことにほっと一安心した。
 震災から7年目の歩みが始まった。被災地への思いを幅広い年代に伝えるために、ツイッターやフェイスブック、LINEなどでの発信がさらに重要になるかもしれない。(デジタル推進室部次長 古里直美)