大崎市にある大崎総局に赴任して、間もなく2カ月。この地の印象を一言で言うなら「お米の王国」だろうか。
 人気のラーメン店のメニューにあったカツライスを頼むと、ご飯のうまさに感激した。足しげく通うドライブインは、「うまい」「安い」「早い」そばとうどんが自慢。でも、ここでもついついご飯が進むチキンカレーを頼んでしまう。
 驚いたのは、ご飯を伴う「主食二刀流」が幅を利かせていることだ。カツ丼に合わせるのは、みそ汁代わりの半ラーメンで、うどんをおかずにご飯をかき込む人の多いこと。この地は「糖質オフダイエット」とは無縁のようだ。
 お米と言えば、日本酒。古里秋田には同級生の蔵元もいて、秋田県人としてそれなりの自負があるが、大崎地方の地酒のレベルは全国区。そのうまさに、ついつい糖質を度外視して飲み過ぎてしまっている。
 来年市場デビューを予定する新品種の「だて正夢」やデビュー3年目になる「ささ結(むすび)」の田植えも取材した。気持ち増えた腹回りを気にしつつ、「お米の王国」の内情を探っていくつもりだ。
(大崎総局長 大場隆由)