登米市の能舞台で毎年夏に長時間の音楽ライブ「森波(しんぱ)」を開催する主催者が、7月の本番を前にPR動画を制作し、インターネットで流している。
 イベントの紹介が主となる動画だが、登米市の観光施設も登場する。かっこいい映像で登米の魅力が伝わってくる。「私たちだってクオリティー(質)が高いものを作れるんですよ」と主催者は胸を張る。
 登米市内への訪日外国人旅行者(インバウンド)誘致を目指す市民有志の組織「登米インバウンド研究会」は市内の観光資源を紹介する英語版の映像制作を始めた。「海外からの旅行者の多くはインターネットで日本の情報を得ている。魅力ある映像で外国人の心をつかみたい」と意気込む。
 登米市は昨年11月、観光PR動画を作った。おばあさんが怪しげな集団と闘うアクションが面白いと好評だ。全国462の自治体が作った動画の中で頂点に立つ観光映像大賞に輝いた。
 それぞれ動画を制作した団体の狙いは同じ。登米の魅力発信と交流人口増加だろう。惜しいのは、ばらばらに取り組んでいること。連携、協力すればより大きな力となるに違いない。
(登米支局長 本多秀行)