与野党対決の構図が注目を集めた仙台市長選で、告示後に2回の電話世論調査と投票日当日に出口調査を実施した。このうち出口調査では約2000人から協力が得られた。この場を借りて感謝を申し上げたい。
 調査員が投票所に出向いて行う出口調査は、投票を終えた有権者にずばり誰に投票したかを尋ね、当落判定や紙面展開の検討に役立てる狙いがある。
 今回は有権者や調査員の負担が少なく、結果の集計や分析も容易なタブレット端末を初めて導入。若手を中心に報道部の記者12人が調査員を務めた。
 暑さと雨のダブルパンチで難航が予想されたが、午前8時の調査開始から出足はすこぶる好調。投票率が低くなりがちな午後の時間帯も順調で、調査終了の6時半までに計画の2倍近いサンプルが集まった。
 家族に支えられて投票所を訪れた96歳の女性、表情にまだ幼さが残る10代の大学生-。「ずっと安倍内閣を支持してきたが、最近はどうも…」と、ため息をつきながら調査に応じる人もいたという。
 各投票所から引き揚げてきた若手が、すっかりたくましさを増していた。
(報道部次長 佐々木篤)