先月26日、宮城県中学校総合体育大会が幕を閉じた。毎年この時期、ちょっと一息つきたくなる。5月下旬から続いた中学総体の「記録ラッシュ」が終了するからだ。
 県内18地区に分かれて熱戦を繰り広げる中学総体はそれぞれ総合大会、陸上大会、水泳大会があり、これらを締めくくるのが県中総体だ。その記録の総量は結構なページ数になる。量が量だけに記録の送信を受け、掲載するのに毎年、大きな労力を要する。
 中学総体の記録といっても、関心のない読者の目には、名前と学校、それに数字の単なる羅列と映るかもしれない。だが、その向こう側にはかつてわれわれも経験した喜びがあり、悔しさがある。笑顔があれば、涙もあるに違いない。選手とその家族にとっては、何物にも代え難い宝だと思っている。それだけに掲載には気を使う。終わると、いや応なしにひと山越えた感がある。
 とはいえ、全国高校総体が既に始まっているし、夏の甲子園も目の前。そうこうしているうちに、プロ野球のペナントレースは佳境に入る。一息ついている余裕はあまりない。(スポーツ部次長 相沢英幸)