気になっていたニュースが届いた。青森県野辺地町出身のサッカー選手で、今年1月からスペインリーグでプレーする柴崎岳選手の移籍先が、1部に昇格したヘタフェに決まった。
 J1鹿島から2部テネリフェに移籍した当初は体調不良が伝えられたが、6月の1部昇格プレーオフで大活躍。インターネットで試合の映像を見ると、サポーターに囲まれ、肩をたたかれてスタジアム入りする柴崎選手が最初に写った。目の肥えたスペインの人々からの英雄扱い。移籍当初とのギャップに驚いた。
 柴崎選手のゴールでテネリフェがプレーオフ決勝進出を決めたときスポーツ面を担当したが、紙幅が足りず記事に写真を添えられなかった。これが心残りになったのか、テネリフェとの契約が切れた後どうなるかが気掛かりだった。
 ヘタフェは昇格プレーオフ決勝の対戦相手で「対戦して最も嫌な選手だった」ことがオファーにつながったという。鹿島時代も仙台と対戦するときは、実に「嫌なやつ」だったが、もう敵ではない。東北出身の選手として、今月中旬に開幕するリーグ戦での活躍を願っている。
(整理部次長 宮本伸二)