新聞作りの中で、メニューの変更や記事の入れ替えは日常茶飯事だ。1面級のニュースになると、ほかの面にも影響が及ぶ。また、内閣改造前夜のように、次々と閣僚の内定が判明し、記事が書き変わったり、行数が変動したりする場面もある。その度に紙面の調整が必要になる。
 ニュース面のレイアウト担当になった頃は、自信がなくて「何も起こらないで」と日々を過ごした。しかし、願いはかなわない。一瞬にして頭の中は真っ白。周りの先輩方が、次々とアドバイスをくれた。それすらも頭に入らないくらいパニックになったこともあった。
 先輩方に迷惑を掛けながら少しずつ力を付ける。余裕が出てきたら、出来上がった紙面とは別のレイアウトも考えてみる。繰り返しているうちに、スペースの無駄や見出しの欠点も見えてくる。突発事案への備えとなった。
 ニュースの選別がメインとなった現在はどうか。党代表と大臣の「ダブル辞任」となった日、思考が止まった。編集各部の先輩や同僚が入り乱れ紙面作りに参入。温かなアドバイスで乗り切った。今の仕事を始めて4カ月、まだ余裕がない。(整理部次長 古里直美)