3↓1↓0↓2↓1↓3。現在の安倍政権になってから衆院選後や内閣改造の際に入閣した東北選出議員の数だ。閣僚ポストは19あるので、やや寂しい。
 3日に発足した第3次安倍第3次改造内閣には、東北から鈴木俊一五輪相、小野寺五典防衛相、吉野正芳復興相が起用された。
 久々の3人。しかも東日本大震災の被害が甚大だった岩手、宮城、福島3県からそろって入閣したのは初めて。いずれも復興や防災に関わりの深いポストだ。
 民主党政権時代もそうだったが、東北から閣僚が誕生すると取材現場は活気づく。今回、与党担当記者は改造当日に防衛相の単独インタビューに成功。南スーダンPKO日報問題や北朝鮮への対応を聞いた。復興相、五輪相にもそれぞれ、記者が張り付いた。
 首相は「東北の復興なくして日本の再生なし」「復興五輪となるよう準備を進めてもらう」とは語ったものの、反省や脱お友達の演出に腐心したようだ。
 現政権での被災3県からの入閣は3↓0↓0↓1↓0↓3。せっかくの被災地3閣僚。閣内に震災の記憶が風化している方がいたら強く指導してほしい。(東京支社編集部長 吉岡政道)