今夏の高校野球宮城大会特集を眺めていたら、ふと気付いた。男がいない。
 そんなはずはないとお考えの方。名前の話です。「○男」の選手がいないのです。「○夫」もいない。「○雄」は、登米の高橋玲雄選手のみ。読みは「れお」だから今風だ。
 気になったので、全国49代表を調べた。興南(沖縄)に上原麗男選手を発見。こちらも読みは「れお」。「男」は彼1人。ほかに「盛雄」選手が1人いた。
 考えてみれば、高校入試合格者が掲載されなくなってから、一度に多くの10代の名を見ることはあまりなく、改めて傾向を知る機会になった。明治安田生命の「生まれ年別名前ベスト10」によれば、「○男」のランク入りは1926年の「一男」が最後、雄は「幸雄」の31年、夫は「和夫」の51年。だいぶ前から少数派なのかも。
 ちなみに整理部は「○男」「○雄」各1人、「○夫」2人。年齢についてはコメントを差し控えます。
 さて49代表の中で印象的な校歌があった。99年開校の明豊(大分)。爽やかで現代的なメロディーは「男くささ」とは無縁だ。作曲者は南こうせつさんだった。(整理部次長 村上朋弘)