敬老の日(18日)の本紙8面に、大きな広告が掲載された。「記憶力を維持する」とうたうガムである。
 <久しぶり! 聞くに聞けない君の名は>。サラリーマン川柳の一句だ。うなずく方も多いでしょう。ガムが役に立つのなら…。
 そう言えば、ラジオで医学ジャーナリストの松井宏夫さんが、物忘れに効く薬が続々登場していると紹介していた。「キオグッド」「ワスノン」「アレデル顆粒(かりゅう)」がそれ。銭湯のおけにあった「ケロリン」的ネーミング。期待できそう。
 心配が一つ。再び「サラ川」から。<ものわすれ ふせぐサプリを飲み忘れ>
 ただし、松井さんによると、物忘れと認知症は異なる。認知症の場合は早期に医師の診断を受けること、と注意を促していた。
 だが、ここでも朗報が。通信社の記事によると、ビールの醸造過程で原料のホップから出る苦味成分に、肥満でリスクが高まる認知機能低下を改善する効果があるらしい。
 ビールを飲めばいいのか。これなら忘れないぞ。物忘れには効かないのかな。記憶をなくすほど飲んだら意味がないって? 覚えておきます。
(整理部次長 村上朋弘)