休日に自宅の鍵を落とした。無意識に突っ込んだ上着のポケットから。その日歩いた道を何度も確認したが見つけられなかった。マンションの管理人さんや警備会社も巻き込み、迷惑を掛けてしまった。
 ミスや失敗は思いもかけない時に起こる。新聞作りの中でも起きてしまう。気が緩んでいる時に限らない。集中している時にも、それは突然やって来る。先日は、国際面の見出しで「米国」と「北朝鮮」の主語を取り違えてしまった。整理記者1年生が担当していたので、集中して作業に当たっていたが、そのまま紙面になってしまい、読者を混乱させてしまった。作業が終わって一息ついていたら同僚から指摘されたが、時すでに遅く。「何でもっと早く言ってくれないの」と八つ当たり。
 これから厳冬期に向かい、天候によって締め切り時間が早まる。いつもよりも気を引き締めていないとまた迷惑を掛けてしまう。
 さて、落とした鍵は、その日のうちに戻ってきた。名前を名乗らず近くの交番に届けてくれた親切な人がいた。この場を借りてお礼と感謝を申し上げたい。ありがとうございました。(整理部次長 古里直美)