小学4年生の国語のプリントから一題。「『○○さんから おり紙を 十まい もらう』。もらうの修飾語はどれですか?」
 一瞬、「あれっ」と迷った。普段はできるだけ一文を短くし、余計な飾り言葉を使わないように努めている。それなのに、文章の淡泊さからか「どれが何を修飾しているんだろう」とかえって戸惑ってしまった。
 日常業務から言えば、原稿を読んでいて「ワンセンテンス」が長いと、どの言葉がどれに係るのか判別しにくくなる。厄介なのは「や」。「○○や××や△△…」といった表現が代表例だろう。修飾語は主語と述語を遠ざけ、結論を分かりにくくすることもある。経験上、裁判や行政原稿の書き出しは、とかくそうなりがちだ。
 新年度を迎えた。報道部には入社したての6人が配属された。それぞれ、宮城県政、仙台市政、一線警察署を担当する。どんな話題を拾ってくるのか、とても楽しみにしている。
 そこで一つアドバイス。「原稿を書くときは頭でっかちにならず、簡潔に分かりやすく」。さて、冒頭の問題。正解は「もらう」以外、全部でした。
(報道部次長 末永秀明)