整理部スポーツ班の机の隅に、チョコやせんべいなどが入った小さな段ボール箱が置いてある。忙しい深夜や小腹がすいたときにつまむため、先の平昌冬季五輪のとき用意した。
 プロ野球やJリーグの本格的なナイトゲームの季節となり、夜の仕事場は慌ただしくなってきた。面ごとの作業具合が異なるので同僚が語りながらの「もぐもぐタイム」とはいかず、それぞれが「黙々タイム」を取りアイデアを練る。
 スポーツ班は五輪など大きな大会では面数が増えても同じスペースで作業するため、夜の締め切り時間が迫ってくる頃には緊張と人いきれで、時には息苦しささえ覚える。
 おやつがストレス発散にどれほど効果があるかは分からないが、中身が切れかかると誰かがそっと補充する箱に「頑張っていきましょう」の思いがこもっている。
 次のビッグイベントは6月14日に開幕するW杯サッカー、ロシア大会。日本との時差は約6時間で、ほとんどの試合が日本時間の夕方から深夜に行われる。19日午後9時キックオフ予定の日本の初戦の時も、この箱は充実しているはずだ。
(整理部次長 足利克寛)