東日本大震災の前から愛用していたタブレット端末が不具合を起こすようになり、いろいろ考えて解約しようと仙台の販売店を訪ねたところ、約1万円の違約金を求められた。「えっ」と驚いた。
 一昨年7月の報道では、総務省の有識者会議が携帯電話会社の「2年縛り」契約の是正を求めた。これは、最初の契約の月から2年を過ぎると、さらに2年間の自動更新をされてしまう契約のこと。
 困るのは、長年使っていると、いつが更新月だったのか忘れてしまう。家族にも確認したが、更新月の通知メールなどをもらったことがなく、いつの間にか過ぎていたのが常。タブレットが急に不調になって、初めて気付く次第だった。
 総務省が各社に求めた是正は「2年縛り」の廃止だ。同様の事情で全国でトラブルが多発したからで、いつでも解約できるよう改善されたものと思っていた。
 携帯電話会社に問い合わせると、なぜか慣行はなくなっておらず、回答は「次回からは、更新月の前に通知はがきを送ります」。古いタブレットをだましだまし、あと1年余り待つほかはないのか。(2017・2・18)