仙台市青葉区の青葉通地下道ギャラリーで開かれている絵手紙展は、まったく愉快な展覧会だ。旬の花や風物、スケッチだけでなく、方言川柳に絵を付けたユニークな作品もある。
 例えば、<モノフダデ イダマスモノマデ ブンナゲル(物が多すぎて大事な品も捨ててしまった)>という句には、ピンクの豚の貯金箱が描かれている。
 主催したのは「お便り楽しみ隊」を称する日本絵手紙協会公認講師の早坂睦子さん(青葉区)。大崎市や宮城県利府町などで市民を指導しており、その作品を集めた。「絵手紙の技法を、いろいろな形で楽しんでいます。手書きの面白さ、良さを感じてほしいですね」
 風景印といわれるスタンプも紹介している。郵便局それぞれにある消印で、名所や祭りなどがデザインされている。仙台中央の図柄は政宗像、七夕、ケヤキ。仙台荒井は地下鉄東西線の車両を描いている。収集にハマりそう…。
 3月は別れの季節。心を届けるには、絵手紙や地元の風景印を押した手紙もいい。展覧会は31日まで。(2017・3・17)