青葉山と広瀬川を望み、約1万本の樹木が茂る。仙台市西公園は杜の都の顔なのに、寂れた印象がある。花見の季節などを除けば、散策する人もまばらだ。
 「10万8千平方メートルもの緑豊かな空間なのにベンチもなく、活用されないのはもったいない」。こう語るのは、西公園前で子どものアート教室「ビーアイ」を開く関口怜子さん(71)。3年前から「西公園を遊ぼうプロジェクト」を続ける。
 ふた月ごとの第4日曜に催す企画だ。武家屋敷跡の屋敷林に始まる歴史、公園がある河岸段丘の自然を学んだり、植物を使う工作や染め物、俳句を楽しんだり、参加者と公園の遊び方を考えてきた。
 「活動からいろんな提案が挙がりました」。ランチやお茶で人が集う移動式のカフェを開く、自転車のコースを設ける、高齢者や子どもが一日を過ごせる環境を整える。「市の協力をもらって、まず自分たちで花壇を作り、公園の樹木をきれいにする剪定(せんてい)講座もやっていきます」
 新緑まぶしい今月は28日午前10時、こけし塔前に集合。大人300円。連絡先はビーアイ022(262)2969。