<ミツバチのレストランだねれんげそう>。俳人松尾芭蕉にちなんだ岐阜県大垣市の全国俳句大会で入選した小学2年生の作品だ。花盛りのシーズンを迎え、野山の草木は訪れるミツバチたちで「満員御礼」になっていることだろう。
 自然環境に恵まれた富谷市では、ミツバチが常連になりそうな「レストラン街」が続く。東京・銀座などのビルの屋上で行われている養蜂をヒントに、昨年度「はちみつプロジェクト」を始めた。
 本年度は庁舎屋上に西洋ミツバチ約2万5000匹と、巣箱5箱を設置。5月には既に2回、サクラやヤマフジなどの蜜25キロを採取した。7月中旬ごろまで採蜜を続け、10月の「とみや国際スイーツ博覧会」の出品作の原料に使うという。
 本年度はプロジェクトの推進協議会を設けた。一般市民も初めて公募し、21人が養蜂などを学ぶ。通年で取り組み、難しいミツバチの越冬にも挑戦する。
 「環境教育、食の大切さを知る機会にもなる」と市農林振興課。将来は富谷ブランドの蜂蜜の市販も考えるというから待ち遠しい。ミツバチさん、頑張って。(2017・6・6)