東京都議選がきょう告示された。宮城の有権者とは直接関係ないけれど、都議選の結果は直近の政治情勢を映し、次の選挙の形勢を占う上でも重要とされる。
 仙台市長選(7月9日告示、23日投開票)にはどう影響するのだろう。国政での激しい与野党対立や、都議選で吹く風が仙台まで及ぶのか。予測がつかない。
 都議選と市長選が、同じ年の夏に行われるようになったのは、ゼネコン汚職で市長が辞職した1993年からだ。
 同年6月の都議選は、日本新党が浮動層を取り込み大躍進。その余勢を駆って翌月の衆院選でも35人が初の議席を得た。現都知事の小池百合子氏もこの時初当選。細川政権誕生の原動力となった。
 24年たって小池氏は「都民ファーストの会」を率いて勝負に出た。都議会を牛耳る自民党には負けられない。知略家の戦闘モードはピークに達していよう。
 市長選で有権者はどんなリーダーを望むのだろう。発信力のある行動派か、組織管理が得意の調整型か。政党の支援の枠組みも気になるが、最後は政策。「市民ファースト」だけでは勝ち抜けまい。