7月7日は「笹かまの日」だ。記念日として認められた2013年、一つの歌が生まれた。『笹かまラブソング 吉次(きちじ)とタ~ラ』。障害者就労支援事業所職員の穀田千賀子さん(64)=仙台市宮城野区=が作詞作曲した。
 ♪君は色白タ~ラ あなたむきむき吉次さん 焼いて焼かれて いやよあついわ この身をこがす おいしいおいしい笹かまになるために-。ムード歌謡の曲調に、恋愛物語と笹かまの出来方を重ねるしゃれた歌詞。当時仙台であった笹かまソングコンテストで優秀賞を受けた。
 仙台で今月上旬開かれた「とっておきの音楽祭」にタレントのワッキー貝山さんと参加、デュエットで歌った。手話歴27年の穀田さんは手話でも表現。聴衆にぬくもりが伝わり、笑みを誘った。
 東日本大震災後、「老軽縁歌(ローカルえんか)歌手静音(しずね)ちか」として仮設住宅や災害復興住宅などでボランティアを続ける穀田さん。これまで笹かまラブソングなど7曲を作った。「歌をきっかけに人と人がつながり、明日を生きる力になればうれしい」。愛を込めた自作の歌で励ます。