涼しい宮城の夏を全国にアピールするはずだったのに。県の「伊達な旅」夏キャンペーンの観光PR動画が、仙台市議有志から配信停止を申し入れられるなど、「炎上状態」になってしまった。
 竜宮城にかけて「涼(りょう)・宮城(ぐうじょう)の夏」と題し、タレントの壇蜜さん(横手市出身)と県の観光PRキャラクターむすび丸が松島などを訪れる筋書き。「肉汁トロットロ」などとささやく壇蜜さんの口元が大写しになり、むすび丸は鼻血を出し、騎馬像の伊達政宗はやに下がる。
 投稿サイトユーチューブなどで5日に公開されると、再生回数は10日間で100万回を超えた。県庁には「性的な表現が不快」といった批判の声も寄せられているが、村井嘉浩知事は「リスクを負っても皆さんに見ていただくものを」と涼しい顔だ。見られた方が勝ち?
 竜宮城の物語は、海で亡くなった人が別の世界で生きることを願う気持ちから生まれたという説もある。東日本大震災から復興途上にある被災県が売り込む観光戦略としては…。うーん、「禁断の蜜」だったかも。