見慣れた仙台の文化施設が新鮮に映る情報誌に出合った。「旬の見験楽学便(けんけんがくがくびん)」。市博物館や福島美術館、せんだいメディアテークなど市内16の文化施設でつくる「仙台・宮城ミュージアムアライアンス」事務局が発行する。
 2010年発刊で年1、2回発行してきたが、今春一新、季刊に変えて施設紹介を工夫した。春は「広瀬川沿いの散歩」、夏には「涼」を切り口に旬の施設の楽しみ方を提供。写真や挿絵を多用したレイアウトでいざなう。他に学芸員のコラム、特集記事、飲食店など周辺スポット情報も盛り込む。四つ折りにしてA5判になる一枚紙。
 以前はA4判で読み物中心だったが、視覚に訴え、手に取りやすくした。その心を事務局に尋ねると、「足が遠のいている20、30代の人の関心を呼び覚ましたい」とのこと。公共施設が主立った配布先を書店やカフェにも広げて期する。
 地域のミュージアムの魅力を発信する情報誌を携え訪ねてはいかが。歴史や文化に触れれば、まちの味わいも深まるはず。秋号は11月予定。