仙台市の動物保護団体「アニマルピース」を取材したことがある。
 犬や猫の殺処分をどうしたら減らすことができるか-。代表の菅原とみえさんに話を伺った。飼い主には避妊や去勢手術を行い、動物を不幸な目に遭わせないよう努める責任があるという。
 それから丸7年がたった8月末。ご本人からメールを頂いた。タイトルは「子猫の家族募集開催」。毎月第2、第4日曜日、泉区松森のホームセンター「ダイシン」で開催している「新たな家族探し活動(譲渡会)」の周知依頼だった。
 毎回、約50匹の子猫を会場に連れていくが、もらい手が決まるのは5~8匹程度だという。本年度、アニマルピースが受け入れた子猫は160匹(8月24日現在)。うち22匹が息を引き取り、譲渡先が見つかったのは66匹だった。約半数は行き場がないまま成長し、さらにもらい手がいなくなる悪循環に陥る。
 そんな子猫たちの未来は真っ暗だ。20~26日は動物愛護週間。ペットを取り巻く現実を直視し、本気で動物の命を考える機会にしたい。