「仙台に大勢の大道芸ファンが増えてくれたら」。守田景子さん(37)は今月2、3日、同市中心部の商店街で開かれた「仙台大道芸 第2回まちくるカーニバル」の成果に手応えを感じている。
 ジャグリング、パントマイム、バルーンアート、コメディー。総勢30組の演者が芸を競い、10カ所の街頭ライブに100人、200人もの見物客が集まった。
 アクロバットを演じた守田さんは、14年に結成した「東北パフォーマンスネットワーク」副代表。「大道芸が東北で受け入れられず、若い演者が東京や海外に流出した。つながる場をつくりたかった」
 街をにぎわせたいと願う商店街、大道芸を目玉に育てようと発足した支援組織「まちくるパフォーマーズ仙台」と手を組んで始めたカーニバル。東北や全国の演者が参加し、笑いと歓声を生んだ。
 守田さんは常盤木学園高体操部、日本女子体育大を出て、東京ディズニーランドでスタントを10年演じた。東日本大震災を機に仙台に戻り、被災地の仮設住宅などを巡った。「演劇や音楽にも仲間を広げ、誰もが楽しめる祭りにしたい」