スポーツ庁による昨年度の調査がある。週に1回以上運動をする成人の割合は42.5%。中でも20代~40代の働き盛りが低く、30%前半にとどまる。運動できない理由として挙げられたのは「仕事が忙しい」「面倒くさい」などだった。
 それならばと、同庁が勧めているのがスニーカーを履いての通勤だ。鈴木大地長官は「(東京五輪の)2020年以降に向け、次世代に残すレガシーは国民の健康。スポーツは激しい運動だけでない。歩くという身近で手軽なところから始めてほしい」と呼び掛ける。
 1日の歩数を普段より1000歩(10分)増やして8000歩にすることを提案。楽しく続けられるようスマートフォン向けアプリも開発中で、来春から運用する。「具体的でこれならできそう」。その気になった人も多いのでは。
 ただ、スーツにスニーカーは似合わないという声があるのも確か。女性のスニーカー通勤で有名なニューヨークでも、彼女たちは職場に着いたらすぐにフォーマルな靴に履き替えているという。時と場所をわきまえることをお忘れなく。