「夢灯(あか)り」。東日本大震災の後、東北各地や広島県の豪雨災害、熊本県の熊本地震の被災地で人々の心を癒やしてきた手作りの紙灯籠の名前だ。広めているのは大仙市の「夢灯りプロジェクト」代表、高橋かおるさん(48)。19日に仙台市内で初めてのワークショップを開く。
 6年前、津波で被災した宮古市田老を支援で訪れた際、地元の女性たちが作る紙灯籠の美しさに触れた。牛乳パックに切り絵を施し、お盆や祭りに飾ってきたという。「その名人の小向アサ子さんを師匠に『被災地発』の活動として、手作り教室や作品の寄贈を続けてきました」
 下絵は鳥、花、猫、花火、祈りの文字など高橋さんの多彩な図案。2枚の牛乳パックを貼り合わせて切り絵をし、内側に赤や緑、黄などの蛍光塗料をスプレーする。最後にLED電球を入れてともすと、幻想的な灯籠の明かりが浮かぶ。
 「仙台も被災地。祈りと癒やしを、多くの人に分かち合ってもらえたら」。青葉区のせんだいメディアテークで午後1~5時。参加費700円。申し込みは岩崎さん080(1847)0282。