マフラーや手袋が欲しくなる日がめっきり増えた。「この時季は、低気圧が通過するたびに寒気が強まります」。仙台管区気象台(仙台市宮城野区)の天気相談所を訪ねると、相談員の阿部富男さん(64)が優しく解説してくれた。
 第3合同庁舎の1階、正面玄関を入ってすぐ左手にある。平日午前9時~午後5時15分、阿部さんら相談員4人のうち2人が常時勤務し、電話や直接の来訪による気象全般の問い合わせに応じる。
 1日にかかってくる電話は約20件、来訪者も平均して5人前後いる。梅雨明けの発表後も雨がぐずぐずと続いたこの夏は、電話が30件以上鳴った日もあった。
 相談員になって5年目の阿部さんは現役時代に仙台管区や青森、福島の両地方気象台で予報官を経験。「天気予報は年々精度が高まっています。それでも外れると、申し訳ない気持ちでいっぱい」
 かつては夏休みに自由研究の小中学生でにぎわったが、今はインターネットの時代。管区気象台や気象庁のホームページに各種データが詳しく載っている。天気相談所は022(297)8104。