きょうは二十四節気の一つ「小雪(しょうせつ)」。雪がちらつき始める時季で、仙台でも初雪が観測されて足元が気になってきた。といっても、自分の足元ではなく車の足元。冬タイヤへの交換のことだ。主要幹線道路や高速道路では「早めの交換を」と呼び掛ける表示が目立つ。
 冬タイヤは夏タイヤに比べて燃費が悪く摩耗しやすく、使用できる期間は劣化やグリップ性能の点で3年程度とされる。最近はガソリン価格もじわじわと上昇。交換のタイミングが悩ましいが、天候の急変に備えて早めに交換したい。
 タイヤに削られる道路の維持・管理関係者にとっても、悩ましいシーズンがやってくる。東日本大震災後、仙台市内などでは陥没したり、湾曲したりする道路が散見され、路面の隙間にしみこんだ水が氷となって膨張すれば傷口が広がる。
 防災関連の地質調査などを行う青葉区の会社社長川端不美二さん(58)は「震災で地中の水の流れが微妙に変わり、道路を含む土地の形状に影響を与えた可能性もある」とみる。雨が雪に変わる頃、水の存在感の大きさを改めて思う。