チアダンス、ヒップホップ、よさこい…。宮城県山元町でダンスを練習する小学生ら約30人が8日、「スマイル・フォー・ヤマモト」と銘打つ祭りで踊る。
 企画したのは指導者の上野協子さん(49)。12年前に仙台市宮城野区でチアダンス教室を始め、東日本大震災の後、石巻市、宮城県七ケ浜町、亘理町にも教室を開いた。仮設住宅を回ってチラシを配り、子どもたちに「踊って自分自身も応援し、笑顔を取り戻して」と願った。
 山元町で教え始めたのは3年前。隣の亘理町の教室に小学生らが通うようになり、「楽しいよ」と誘い合って20人近くに増えたからだ。「津波で家族を亡くしたり、学校の友だちが被災したり。つらい気持ちがあったようだけれど、元気になってくれた」。激しい動きのヒップホップなどに挑戦するチームもできた。
 山元町では、集団移転地のつばめの杜地区に町防災拠点・山下地域交流センターが先ごろ開館。小学生らは真新しいホールを新春の初舞台にし、多彩なダンスを披露する。午後1時から。連絡先は上野さん090(3643)4113。