大学入試センター試験の地理Bで今年、「ムーミン」を取り上げた問題が出た。フィンランドのアニメと言語の正しい組み合わせを選ぶ設問で、出題自体が反響を呼んだ。さらに、その後「ムーミンの舞台がフィンランドとは断定できない」との指摘もあり、波紋を広げた。
 フィンランドと聞いて、仙台市との親密な関係が思い浮かんだ。健康福祉センターの建設構想で基本合意した2001年以降、各分野で交流を深めてきた。東日本大震災後は義援金が届き、市内のイベントにムーミンがやって来て子どもたちの心を癒やしてくれた。
 各キャラクターが描かれた遊具が届き、泉区の七北田公園に「キートス(ありがとう)広場」が開設されたのが13年7月。遊具贈呈のため、在日フィンランド大使館が骨惜しみせずに動いてくれた。
 同大使館が今回、公式ツイッターで粋なコメントを発している。「受験生の皆さん、これを間違えても人生はまだこれから。応援してるよ!」「ムーミン谷はきっとみんなの心の中にある」。温かい言葉に、キートス。