「世界屁和(へーわ)の第一歩」「恋はくせー者」「やっぱり、あなただったのね」-。読み札を口にするたび、笑みと「へー」が漏れてしまう。その名も『おならカルタ』。仙台市青葉区の広告プランナー松村洋さん(42)が企画、制作した。
 市内で10年ほど前、横断歩道の先を行くお年寄りや、本の立ち読み中の男性から聞こえたあの音。気になって調べたら文献が多く、江戸時代には平賀源内が『放屁論』の題で文章を書いていた。
 『上毛かるた』で知られる群馬県出身で、なじみの深いかるた作りを決意。読み札の言葉をこつこつと考え、大好きな漫画家長尾謙一郎さんに絵札のイラストを頼み、昨年10月に完成させた。
 考えてみれば性別、世代、国、時代を問わず誰もがする。「娘が絶賛」「孫と楽しみたい」と反響は上々で、「大変なことがあっても、遊んで笑って忘れてくれたら幸い」と松村さん。みんなを「プッ」とさせる仙台発の遊具がまた一つ増えた。1セット2500円で、市内やインターネットで販売中。連絡先は070(6131)3931。