新年早々、痛い目に遭った。フライト時刻の迫った成田空港。航空会社のカウンターで、係員から「渡航認証が下りていません」と知らされた。
 短期の米国旅行者が事前に電子申請するシステム、ESTA(エスタ)に記入漏れがあったらしい。慌ててスマートフォンを操作し、申請し直したつもりが申請代行業者のサイトに接続していた。
 エスタは日本を含むビザ免除の国々に義務付けられている。申請料は1人14ドル(約1600円)。決済に使ったクレジットカードの利用明細をあらためると、申請料に代行手数料を上乗せした約7200円の請求があった。
 仙台市消費生活センターによると、この手の相談は年1件あるかないか。額がそれほど多くないこともあり、「相談するのを諦めてしまう消費者も少なくないのでは」と担当者。
 分かりづらいが、業者はサイトで代行を名乗っており、だまされる方が悪いと言う人もいる。ただ、エスタの公式サイトには日本語の案内もある。無駄な手数料を払いたくない人は、どうかご用心を。