いつもの年よりずっと早く咲き始めた桜は、あっという間に満開を迎え、仙台ではもう散り始めている。それに比べると本当に残念だ。プロ野球東北楽天。まだ地元では開花していない。
 3日からの本拠地開幕カードは、日本ハムに3連敗。6日から昨季の覇者ソフトバンクを迎えたカードの初戦は、エース則本昂大投手の好投などで連敗を止めたものの、続く2試合は惜敗した。
 一方、米大リーグでは日本の選手が花盛りだ。エンゼルスの大谷翔平選手(岩手・花巻東高出)が「投打の二刀流」でベーブ・ルースと比べられるほどの活躍ぶり。マリナーズに復帰した44歳のイチロー選手も好プレーが光る。
 「そろそろ桜も散る頃ですが、僕は散らないように頑張りたい」。オリックス時代のイチロー選手が仙台で語った言葉を思い出した。2000年4月、ロッテ戦で4打点を挙げて勝利した試合だ。努力を怠らない天才は今も咲き続ける。
 さて、東北楽天は再び本拠地に戻って今夜から西武との3連戦に臨む。遅まきながら本格的な開花宣言となるか。