おなかをなでるたびに、運動不足を反省する身に、追い打ちを掛けるようなデータを見つけた。仙台市民の1日の平均歩数が全国平均より少ないという。
 6000人を対象にした市の調査で、20~60代の1日の平均歩数は男性が5108歩、女性4597歩。全国平均と比べると、3割以上も少ない。国が掲げる成人の目標は男性が9000歩、女性は8500歩。10分歩いて約1000歩とすると、男女ともに約40分も足りない計算になる。
 少ない理由は、車を利用する機会が多いことらしい。ちゃんと歩かないと体重は増える一方だし、メタボリック症候群や生活習慣病にもつながりかねない。
 市健康政策課は「今より10分多く体を動かそう」と呼び掛けている。「歩くことは最も手軽に取り組める運動。生活スタイルに合わせた工夫を取り入れ、ぜひチャレンジを」と担当者。
 マップを手に新緑の街歩きを楽しんだり、歩数を増やすルールを仲間と決めたり。あと一歩の積み重ねが必要。一番の近道は「地道」かもしれない。