「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」という催しをご存じだろうか? 障害がある人たちや家族を閉園後の動物園に招いて、心ゆくまで動物たちと触れ合ってもらう。オランダのロッテルダム動物園が20年ほど前、がんと闘う子どもたちを招待したのが始まりだ。
 今ではその取り組みが世界に広がっている。仙台市八木山動物公園では2016年から年に1回行っている。今年も6月9日午後3時半から、障害がある人や家族、支援者を200組を招待する。5月7日まで参加者を募集中だ。
 普段は他の来園者の邪魔になるのではないかと気兼ねして、外出を控える人も多いという。動物公園の遠藤勝広管理係長(53)は「障害はそれぞれ異なっていても、個人個人のペースで見られることが喜ばれています」と話している。
 当日はヤギやヒツジに触ってもらう。動物がえさを食べる様子も見てもらう予定だ。「体温を感じ、愛情を抱いてほしい。子どもたちには将来、動物に関わる仕事に就いてもらえたら最高です」。連絡先は同園022(229)0122。