ダンス・ボーカルグループ「EXILE」「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」の岩田剛典さんが、河瀬直美監督の最新作「Vision」に出演することが18日、明らかになった。岩田さんが河瀬監督の作品に出演するのは初めてで、「河瀬監督とは昨年の夏に映画祭で初めてごあいさつさせていただいた際に『監督と、いつかご一緒したいです』と話したのですが、まさか本当に、しかもこんなにも早く作品に呼んでいただけるなんて想像もしておらず、お話をいただいたときは心からうれしかったです」と喜びのメッセージを寄せている。

 岩田さんは、主演の永瀬正敏さん演じる奈良・吉野の山を守る男・智(とも)と同じ“山守”の鈴(りん)を演じ、撮影期間中は、東京に戻らず吉野の大自然に囲まれた民家の一部屋を借りて、住み込みで生活。英語での芝居に初挑戦し、スタントなしで木登りにも挑戦したという。

 「国際的な作品に出演できる機会はそうそうあるチャンスではないので、作品の中での自分の役割を果たせるように覚悟して現場に臨みました」と振り返る。「毎日、役に入る時間とかもなく、朝起きてそのまま撮影が始まるような、河瀬組のリアルを追求する撮影手法がとても刺激的でした」と話し、「表現者として大きな経験を積ませていただきました。国際的な視点を持って取り組むことで、俳優として視野が広がりました」とコメントしている。

 岩田さんのほか、美波さん、森山未來さん、田中泯さん、夏木マリさんも出演することが分かった。美波さんは、永瀬さんとダブル主演を務める仏女優のジュリエット・ビノシュさん演じるエッセーストのジャンヌのアシスタント・花、森山さんは猟師の岳(がく)、田中さんも同じく猟師の源(げん)、夏木さんは山で静かに暮らす老女のアキを演じる。

 河瀬監督は、岩田さんについて「世界的大女優ジュリエット・ビノシュの心をも動かす実力を岩田剛典君は持ち備えているのでした。ジュリエットが、『彼は英語を獲得すべき……そうすれば世界が放っておかないから』と言っていたのが印象的でした。これを機に、国内の人気者なだけでなく、世界の映画スターへの道を獲得していけばいいよ、と(撮影中の)森の中で耳打ちした時、深くうなずいた彼のまなざしの強さは本物でした」と絶賛している。

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