パナソニックが、部下の仕事と育児の両立を後押しする「イクボス」の養成を本格化させている。国内約5千人の課長職に社内研修を実施しており、17年度には育児支援のガイド本も作成する方針だ。国内だけで約10万人を抱える電機大手が率先して取り組めば、働き方改革に弾みがつきそうだ。
 「部下の仕事と生活の両立を考え、自らも仕事と私生活を楽しむ。(管理職は)部下にお手本を示してほしい」。昨年12月、長栄周作会長が社内メッセージを発し、社を挙げて進める姿勢を明確にした。
 課長職の研修は、14年の大掛かりな人事制度改革の流れで15年から始め、既に約2600人が受けたという。