17日の東京株式市場で、経営再建中の東芝の株価が4日続落し、前日比18円70銭(9・2%)安の184円で引けた。米原発事業での新たな不正疑惑公表前の13日終値に比べ65円80銭(26・3%)下落した。
 終値は昨年3月上旬以来、約11カ月半ぶりの安値水準。17日の下げ幅は一時12%を超え、株式時価総額は7797億円に縮小した。「東京証券取引所市場2部への降格が濃厚」との思惑が広がり、売られ続けている。
 巨額損失の米原発事業を巡る不正やパワハラの疑惑が深まり、監査法人とは意見が対立しているとも伝わる。格付けの引き下げも相次ぎ、失望感が市場を覆っている。