厚生労働省は14日、来年度から、生活保護世帯の中学生を対象に支給している高校受験料を現行の1回分から2回分に増やす方針を固めた。第1志望以外の高校も受験しやすい環境を整え、進学を後押しする狙い。高校生を対象にした保護費も拡充を検討する。
 子どもの貧困対策の一環。厚労省は既に大学や専門学校に進学する際の一時金支給の方針も固めており、教育機会の確保に向けた支援を強化することで、貧困の連鎖や一般家庭との格差をなくしたい考えだ。
 生活保護世帯に対しては現在、高校入試で公立高校受験料に相当する額を1回分支給している。自治体によって金額は異なり、2千円程度が一般的。