厚生労働省は7日、障害福祉サービスを提供する事業所に支給する報酬について、来年度からの改定案をまとめた。医療的なケアが必要な子ども(医療的ケア児)の増加を背景に、受け入れ態勢を強化した事業所を評価する。
 年内に決まる障害福祉サービス全体の報酬改定率を踏まえ、各サービスの具体的な報酬額の検討に入る。
 医療的ケア児は、胃に穴を開けてチューブで栄養を摂取する「胃ろう」やたんの吸引、人工呼吸器の装着などが必要な子どもで、19歳以下で全国に約1万7千人いるとされる。医療技術の進歩で新生児救命率が高まったことが要因で、受け皿拡大や保護者の負担軽減が課題となっている。