宮城県沿岸に暮らす障害者と福祉職員が直面した東日本大震災の経験と教訓を伝えるイベント「3.11ソレカラ」が16~18日、仙台市青葉区のせんだいメディアテークで開かれる。震災の記憶を継承し、共助や自助への意識を高めてもらうことが狙いで、16日はNHK・Eテレの障害者情報バラエティー番組「バリバラ」で司会を務めるラジオDJ山本シュウさん(53)による講演会がある。

 県の本年度の障害者震災記憶風化防止活動支援事業の集大成として、委託を受けた太白区のNPO法人「みやぎセルプ協働受注センター」が企画した。
 被災地にラジオを届ける支援を行ってきた山本さんは、16日午後1時~2時半に登場。「障害者と震災」をテーマに、明るい語り口で来場者を元気づける。
 期間中はこの他、県内の筋ジストロフィー患者と福祉職員によるトークセッション、ダウン症のダンサーらのパフォーマンスなど、6ステージを展開する。
 みやぎセルプ職員が仙台や石巻など沿岸6市の8事業所と障害者5人の被災状況を記録したパネル約30枚の展示や、事業所の手仕事を体験できる小物作りのワークショップもある。
 みやぎセルプの横手政明さん(50)は「震災時、障害者に降り掛かった困難を、多くの人に知ってもらいたい」と来場を呼び掛ける。午前10時~午後7時(最終日は午後5時まで)。入場無料。連絡先はみやぎセルプ協働受注センター022(399)6299。