青森市浪岡中2年の葛西りまさん=当時(13)=が昨年8月にいじめ被害を訴えて自殺した問題で、新たな委員による市いじめ防止対策審議会が6日、東京都内で開かれた。審議会再開は5月以来、約半年ぶり。
 新委員は日弁連や日本臨床心理士会など県外の職能団体から推薦を受けた6人。日程調整の都合で今回は都内での開催となった。今後は青森市でも開く。
 野村武司会長(埼玉弁護士会)は「前委員の報告書案は資料の一つ。報告書の内容は一から審議する。(葛西さんの同級生が卒業する)年度末までに報告書をまとめたい」と話した。来週中にも遺族と面会する方向で調整している。
 前委員の審議会は3月26日、葛西さんの自殺を「いじめを含むさまざまな要因が関わった死」とする報告書案を遺族に説明した。遺族側は「納得できない」として一部の委員解任などを求める要望書を提出した。
 市教委は応じないと回答したが、5月末に全委員を任期満了に伴う退任とし、後任を青森県外から選ぶことにした。