「わが体を内よりノックするひと」はおなかにいる胎児のことです。妊娠中の作者は子の動きを感じるたびに何かを伝えてきているのだと思っています。部屋のドアを叩(たた)く「ノック」に例えているところに若々しい感性が表れています。白い梅の花の傍らを通った時に胎内の子が何かを感じ取ったようなので教えてあげたのです。「白いひかり」は外の世界をまだ見ることができない胎児の感受性を想像したもの。清らかでやさしい対話となっています。(梅内美華子)