前半戦29試合のうち先発が4試合だった柳川が、後半戦は全7試合に先発し、存在感を高めている。前半戦、2桁得点は2試合だったが、後半戦は既に2試合。「どんなに調子が良くても満足はしない。満足したら(成長が)終わってしまう」と貪欲だ。
 後半の初戦、A東京戦で体調不良などで事前練習を休んでいた熊谷に代わって先発。攻守に結果を出して定着した。攻撃ではドライブでゴール下を攻め、出だしからチームにリズムをもたらしている。
 チームは三遠戦後、安易にドリブルをすることなく、パスを回して相手守備を崩す練習を繰り返す。パスで攻撃を組み立てるには緻密な連係が必要とあって、走り出しやフェイクを入れるタイミング、パスを受ける位置などを調整している。
 まだ意思疎通が十分でない場面も見られるが、柳川は「あうんの呼吸で動けるようになれば強くなれる。チームが苦しい状況では、何かを変えないと勝てない」と語気を強める。
 B1全体の順位が最下位の滋賀に勝てなければ、下位4チームによる残留プレーオフ出場回避はさらに厳しくなる。柳川は「力のない相手ではない。侮らず、自分たちのバスケを貫く」と気合を入れた。(佐藤夏樹)