石川が富山・宇都との司令塔対決に臨む。身長170センチの石川に対し、宇都は日本人先発ポイントガードでリーグ最長身の190センチ。身長差は20センチと大きいが、「特に気にしない。強みにしているプレーを消していく」と自信を漂わせる。
 宇都はガードでありながら、ポストプレーも持ち味。ゴール近くまで押し込まれ振り向きざまにシュートを打たれては、身長差があり勝ち目は薄い。それに比べて外からのシュートの精度は高くないだけに、「ゴール下から遠ざけ、ジャンプシュートを打たせたい」(石川)。
 攻めては、富山のゾーンディフェンスを攻略しなければならない。強豪の栃木(東地区1位)と名古屋D(西地区2位)が外のシュート中心に攻めて失敗し、富山に敗れている。石川はドライブやネパウエらのインサイドを軸に攻撃を組み立てる考え。中を起点に攻めれば、シュートを外してもリバウンドが大きくはねず、宇都らが得意とする速攻を減らせるはずだ。
 富山に2連勝できなければ、残留プレーオフ出場回避が大きく遠のく。石川は「終盤戦に向け、チームが勢いに乗れるかどうかが懸かる重要なカード。強い気持ちで臨む」と集中力を高めた。(佐藤夏樹)