◎熱戦ハイライト

 25、26日の栃木戦は2試合とも苦しかった。2試合目にはチャンスがあったが、要所で栃木の攻撃を防げず引き離された。
 36-47の第4クオーター。古川からパスを受けたギブスにゴール下を攻め込まれ失点した。マンガーノが1対1で守るだけで、周りの選手は見ているだけ。柳川もネパウエも熊谷も、もっと近寄り、複数で守らないといけなかった。ここを抑えれば1桁点差も見え、勝負は分からなかった。
 栃木は勝負どころで外からシュートを打たない。ジャンプシュートが得意な古川ら日本代表を擁しながら、苦しい時は最も確率の高いインサイドを攻める。この場面も、古川がジャンプシュートを打てるタイミングだったが、中へのパスを選択した。
 このクオーター出だしで柳川が3点シュートなどで連続5得点し、36-46と差を詰めた。1点を返された後、再び柳川が3点シュートを放ち、今度は外していた。3点シュート自体は2本とも悪いシュートではなかった。でも、確率の低い外のシュートを続ける攻撃はチームとして厚みがなく、脅威ではない。そこが栃木との差だった。
 大切なのは中への攻め。(中に相手を引き付け外にパスを出す)インサイドアウトの後は、外のシュートが入りやすい。仙台の3点シュート成功率はわずか27.3%だが、本来は柳川や佐藤ら、シュートを決める力を持った選手はそろっている。(福田将吾アソシエイトヘッドコーチ)