仙台が石川、ホワイトをけがで欠く中、優勝候補のA東京に善戦はした。しかし、勝ち切るまでの力はなく、残留プレーオフ回避争いで前進することはできなかった。
 13点リードで迎えた第3クオーターの大失速だけが悔やまれる。守備のギアを上げてきたA東京に対し、単純なジャンプシュートが増え、速攻を浴びリズムを失った。特にA東京のエース、ギャレットは「前半と目の色が違った」(片岡)。鋭いドライブから得点、アシストと自由自在で、全く止められなかった。
 マッチアップしたのは守備に定評のある片岡。周りの選手の助けがなければ抑えられない面もあった。それでも片岡は「自分がもっとプレッシャーをかけられていれば、結果は違っていたかもしれない」と責任を口にした。
 試合を通し、今季全4戦いずれも90得点以上を許したA東京を58得点に抑えたのは上出来。ゴール下の攻撃は人数を掛けて封じ、外にパスを回されたときのローテーションも素早かった。第2クオーターの失点は、クオーターごとでは今季チーム最少の4だった。
 「A東京は、(下位の)仙台相手にこんな試合をしてしまったと思っているはず」と片岡。9日は、気を引き締め直したA東京を前に、もっと激しい守備を見せなければ勝利は見えてこない。(佐藤夏樹)