前日はロースコアの展開で食い下がった仙台が、いつもの大敗に逆戻り。とうとうリーグ最下位に転落した。
 A東京の攻守の圧力は前日より数段上がっていた。第2クオーター、点差が開き始めると、いつものように攻撃が単調に。第3クオーターにはジャンプシュートを外し、速攻を受けリズムを崩した。焦りもあってか、テンポも速めてしまい、A東京の得意な流れにはまった。
 元々攻め合いで勝てるチームではない上に得点源の石川とホワイトを欠く今、攻撃面で多くは望めない。まずは失点を抑えなければ勝ち目はなかった。速攻だけは許さないようじっくり中を攻め、次の守りに備える意識が足りなかった。
 中盤以降はじりじりと引き離され、勝負の形に持ち込むこともできなかった。主将志村は「力負け。今はこのくらいしか点は取れないのだから、昨日(8日)のような(守り合いの)戦いにしないといけなかった」と振り返った。
 リーグ順位は滋賀に抜かれ18位に。志村は「これが実力だと認めざるを得ない」と現実を受け止めた上で、「一喜一憂することはない。今にとらわれず、生き残るためにどうはい上がるかが大切だ」と、逆境を力に変えようとしていた。(佐藤夏樹)