富山は攻撃力が持ち味だ。1試合平均75.9得点はリーグ9位で、残留プレーオフ出場の4チームで最高。3月18、19両日の仙台戦は1勝1敗だったが、惜敗した1試合目は第4クオーター、ガード城宝、フォワードのヴァイニーの両得点源をけがと体調不良で欠いていた。
 攻撃の起点はアシスト王のガード宇都。ドライブからのレイアップや相手を引き付けてのパスが得意。19日の仙台戦は得点、リバウンド、アシストで2桁を記録し、リーグ初のトリプルダブルを達成した。
 ゴール下では元NBA選手のセンター、ピットマンと、リーグ2人目のトリプルダブルを記録したウィラードが存在感を発揮する。チームとして3点シュート試投数は少なく、2点を着実に積み重ねる。
 4月に城宝が左手を骨折し全治2カ月。しかし、代役のシューター、岡田が城宝離脱後の11試合で平均12.4得点と好調だ。チームはその間4勝を挙げ、まずまずの勢いを保つ。
 弱点はリーグ最低の平均81.5失点の守備と第4クオーターの失速が多いこと。ナッシュ監督は信頼する選手を固定して戦う傾向が強い分、主力に疲れが出やすい。接戦で終盤になれば、仙台に好機が訪れそうだ。

▽今季対戦成績
 仙台75-72富山、仙台64-88富山