守り勝ちを目指す仙台のキーマンは片岡だ。富山は岡田、宇都、水戸の3人で計40点近く取るのが勝ちパターン。中でも最も得点力がある岡田をマークする。
 岡田はパスを受けてジャンプシュートを打つだけでなく、ドリブルからスクリーン(守備の進路をふさぐ壁)を使って自分のマークをずらすプレーも得意。難しいタイミングでもシュートを決めることができる。
 片岡はシューターへの守備に定評がある。ボールのないところでも常に体を当て続け、スクリーンプレーにも素早く反応し引き離されない。岡田をいらいらさせ、強引なシュートを打たせれば富山の攻めの牙を抜くことができる。
 これまでも秋田・田口、北海道・折茂ら、同じ東地区を代表するシューターを止めてきた。レギュラーシーズンの富山戦でも、片岡がマークした時間帯は岡田を封じることができた。岡田とは2012~13年シーズン、bj京都で一緒にプレーしており、攻め方を熟知しているのも強みだ。
 「大きな仕事を任された。自分の全てをぶつけ、勝って仙台に帰る」と片岡。B1生き残りへ覚悟をにじませる。(佐藤夏樹)