バスケットボール男子、Bリーグ開幕前の公式大会、東北アーリーカップが8日、山形市総合スポーツセンターで始まった。初日は福島-仙台、青森-岩手の1回戦2試合があり、仙台と岩手が2回戦に進んだ。
 仙台はシーソーゲームを制した。56-54の第4クオーター序盤、アシャオルと藤田の連続7得点で引き離した。試合を通しターンオーバーを24も犯すなど苦しんだが、要所でウィリアムスが得点し流れを明け渡さなかった。
 右足首捻挫で3日の岩手とのプレシーズンマッチに出場できなかった嶋田は復帰するも、溝口が体調不良で欠場。わずか選手9人で臨み、昨季B1の意地を見せた。
 東北のB2、6チームが出場する東北アーリーカップは10日まで。9日は山形-仙台と岩手-秋田の2回戦のほか、福島-青森の交流戦がある。

 ▽1回戦
仙台 79/16-16/67 福島
      16-21
      22-15
      25-15

岩手 73/23-19/70 青森
       7-8
      25-22
      18-21

<ウィリアムス、26得点で勝利に貢献>
 仙台のウィリアムスが両チームトップの26得点と勝利に貢献し、「自信を持って積極的にプレーできた」と笑みを見せた。
 ジャンプシュートがさえ渡った。206センチ、130キロのセンターながら、シュートタッチは柔らかかった。外国人が1人少ない上に、第2クオーターでアシャオルが4ファウルを犯したファウルトラブル(退場を恐れプレーが消極的になること)の窮地を救った。
 期待の新戦力は「ジャンプシュートは一番の強み。これからもどんどん出していきたい」と上機嫌だった。

<福島、仙台のファウルトラブル突けず>
 福島は外国人の数で優位に立ちながら、後半失速した。森山監督は「仙台のファウルトラブルをうまく突けなかった。チームの成熟度が足りない」と振り返った。
 ファウルを重ねた仙台の外国人2人が厳しく守れなかったにもかかわらず、シュートの精度が悪かった。ファウルを誘おうとするあまり強引に攻め、ミスも目立った。主将の村上は「後半は足が止まり、ターンオーバーから失点してしまった」と反省していた。